デバイス営業として、国内大手電機メーカーおよび関連会社を担当。仕入れ先や技術職と連携してデバイスを売り込むところから、製品の安定供給に向けた納期調整まで行っています。三信電気を選んだのは、人の力、純粋な営業力で勝負できると思ったから。自社製品のスペックに左右されるメーカーではなく商社を希望していた私にとって、三信電気の「ヒトを動かす人に」という採用コンセプトがすごく共感できたんです。入社初年度から、お客様を動かす機会は訪れました。仕入れ先と直取引をされていたお客様のもとに通い、新しい商材などを提案していくうちに、商社を経由するメリットをご理解いただけたんです。私が間に入れば納期と品質保証までサポートできることが大きく評価され、過去に実績のない仕入れ先の商品を採用していただきました。何度も足を運び関係性を構築していく過程で、三信電気に発注する価値を伝える重要性を実感しましたね。
日本国内での度重なる天災の影響で仕入れ先工場が大きな打撃を受け、お客様に製品供給ができなくなることがありました。安定供給をミッションとしている三信電気としては、なんとしても解決が必要な事態。お客様は製品の生産ができないと当然困る。ただ需給が逼迫している製品は他の会社でも必要とされているため、仕入れ先としても「三信電気だけに」という訳にはいかない。両者の状況が真っ向から対立する苦しい状況下で、何度も対面交渉を重ねました。最終的にお客様には、歩留まりを考えない許容範囲ギリギリの数量まで腹を割って話していただき、仕入れ先にはその数字に合わせた最低限の供給量をコミットしていただくことで解決したんです。価格と品質だけでなく安定供給のサポートまで行い、何度も納期調整に対応した結果、以降の部品納入まで任せていただけるように。いただいた「ありがとう」という感謝の言葉、培われた信頼関係は、私にとってかけがえのない財産となりました。営業というのは毎日ひとつひとつの業務すべてが、人の「ココロを動かす」ような、そんな仕事だと思っています。
入社当初から海外勤務への思いが強く、将来は三信電気の海外拠点で働くことが目標です。業務で海外の方とやり取りしているときに感じるのは、仕事に対する考え方やスピード感の違い。メールひとつとっても理路整然としていて話が早いです。日本だとどうしても腹の探り合いがあり、結論までが長いので。いずれは世界でも通用する価値観や仕事の仕方を身につけ、海外の最前線で活躍していきたいです。三信電気は社員のやりたいことを尊重してくれる会社。ポジティブな方はどんどん挑戦できる環境なので、そういった学生に来てほしいですね。あとはどうしてもお客様や仕入れ先との折衝がメインになるので、体力的にも精神的にもタフな後輩が入社してくれたら心強いです。若い世代で協力し合い、「ココロを動かす」ミッションに立ち向かっていきたいですね。
© SANSHIN ELECTRONICS Co.,Ltd.