概要
高速化無線技術・セキュリティ技術革新の浸透を背景に、業務システムにおける安全で高速通信可能な無線LANインフラが業種・規模を問わずスタンダードな選択肢となりました。またワークスタイルの変革によるフリーアドレスへの対応などにより今後も導入が益々促進されることが予想されます。
無線LANを導入するうえでのポイントは以下のように考えます。
①認証、暗号化などのセキュリティ
②無線LANが高速化しているため有線LANとの整合性
③無線APの管理(電波強度、無線チャネルなど)
三信電気では、上記のポイントに配慮しつつ、お客様の要件に応じたワイヤレスオフィス実現のために最適な無線LANシステム環境をご提供いたします。
構成例
図は集中管理型ワイヤレスLANコントローラとユーザ認証基盤を導入した代表的な構成例となります。フレキシブルでセキュアな次世代無線LANインフラストラクチャを全社統一基盤としているのが特徴です。また、無線アクセスポイントの増設や拠点展開もスムーズに実施可能でかつ導入後の運用管理の効率化に配慮した構成となります。
集中管理型アクセスポイントの概要
通常の無線アクセスポイントによるネットワークの運用では、セキュリティ設定や電波干渉軽減のために個別に対応を行う必要がありました。集中型アクセスポイントでは、これら自律型の運用と異なり、ワイヤレスLANコントローラー(WLC)による一括管理を行うことで、無線チャンネル管理や電波強度、セキュリティ設定等をまとめて管理することが可能となります。